2021/04/24 12:38

Banksyは、ルーブル美術館のアートテロリスト事件以来みてきたartist。

今、名古屋市の金山駅前で開催されているBanksy展に行ってきたが、
正直つまらなかった。
Banksyも今やメインストリーム。
リッチになると作品のパワーは失われる。

École de Paris 以降それを超越するインパクトのある art は生まれていない。
世間を騒がすnewsよりも作品そのもののインパクトが重要だと強く感じた。
正直なところsoulに入ってくる様な作品は1点も無かった。

Banksyはいろいろやって世間を騒がせて来たが、
artistでは無くエンターテーナーORビジネスマンなのかもと感じた。
artistはビジネスマンでなければ成らないと豪語する者がいるが、
いくら金銭的に成功しても、本物のartからすればゴミだということは、彼等自身が一番よく知っている。
最初から金儲けの為に作ったものはartでは無く商品だ。
今人気のあるアーティストは、この様な人ばかりだけど、、、

artworkは1〜10まで全て己自身の手によって創作すべきだし俺は最後までそうする。

Banksyの活動に関しては評価するところもある、
イスラエルに閉じ込められている哀れなパレスティナ側の壁に作品創作したりホテルをオープンさせたりと国際社会に対してパレスティナ問題を突きつけ、その様なことに関心のなかった人々の目を覚まさせる活動等には共感するし続けて行って欲しい。

contemporary art は、その時代のヘッジであり、
作家自身のフィロソフィーを含むCOOLの追求に他ならないと俺は悟っている。

作品は、多くの犠牲と己自身の魂を削って創作すべきであり己自身との格闘。
だからこそ良くも悪くも、見る人の魂に強いインパクトを与える。

art作品を見る時には、それが誰の作品なのか(有名無名)などに捉われず、
真っさらで純真な心で見るべきだ。
そうで無いと、魂を揺さぶる作品(例えば、みただけで涙が止まらなくなる様な作品)
に出逢うことは、永遠に無い。