2017/05/19 01:12

思い出の日曜美術館「私とピカソ 岡本太郎」https://www.youtube.com/watch?v=2F3AImqzlrc&t=1569s これはNHKで昔放送された番組らしいが、岡本節が炸裂してて面白いのでお風呂に浸かりながらみている。ここで岡本さんが言っていることが分かる人は、いまだに少ないように思う。


作品の良し悪しは十人十色。在りのまま心眼で見て良いものは良いのだ。名声などにこだわっているようでは、心眼がかすみ作品の本質はみえない。

ピカソにしても、ゴーギャンや岡本太郎にしても、己自身にしてもプリミティブ(原始的美術)なものに強烈に魅了される。それらは本物のアートであり、彼ら(プリミティブといわれる人たち)の創作するもの(芸術)に敵わないからだ。

彼らは何かを創作する為に、その道具から作らねば成らない。例えば木彫りを創作する為には、石を削って木を削る道具をつくる。彼らは純粋な思いで心中から創りたいものを創る。それらを創作して金儲けをしようとか、人に褒められようとか、なにかの賞を取ろうとかといったものは無い。

しかし現実はマーケットありきでアート業界も成り立っている。ビジネスだからしょうがないが、帰国してからというもの魂を揺さぶって来るような作品を全く見てない。