2020/05/10 17:57
最近法事があってお坊さんと話しをする機会があったので、日本の僧侶で何人ぐらいの人が悟りを開いたのか聞いてみたら、現在8名の僧侶が悟りの境地に至ったという答えだった。
悟りの境地https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%9F%E3%82%8Aに至ることは至難の業だといわれる。
古い仏教雑誌をたまたま読んだ際に面白い記事を見つけた。
それは3日間で悟りを開いた漁師が江戸時代にいたという史実だった。
本当にその漁師が悟りに至ったのかを確かめる為に、当時既に悟りに至った高僧と接見をして、
高僧がそれを完璧に認めたという事だった。
この話は、僧侶の世界では有名な話だと、地元の住職はいっていた。
そういうことは、現象世界においてありえることだと思う。
イスラームの預言者モハンマドなどもそうだと考えている。
わたし自身も、聖島BALIで神秘体験の経験があるので心底わかる。
神は直接人間に語りかける事は無くとも、其々地域でその文化や慣習に合わせて卓越した人間を選択し、
卓越した道の指導者である彼らによって正邪の識別を人間に教えられるのだと考えている。
本質的な正邪の識別は、きれいごとの道徳などでは、とうてい教えることは出来ないほど深遠。
http://gohouen.blog117.fc2.com/blog-entry-46.html このストーリーをぜひとも読んでいただきたい。
これはスーフィー(神秘家)の導師が弟子たちに教える時に用いる物語の一つだ。