2019/05/19 15:25
ピカソがいい?ゴーギャンがいい?。。。何が???
作品の良い悪いは、己自身の中にあるだけだ。
ある人にとって素晴らしい作品も、ある人にとってはゴミと同じ。
多くの人は有名キュレーターや美術評論家がつけた評価にしたがって、色眼鏡で作品を鑑賞したり購入したりする。
アートもビジネスであり、ギャラリーやスポンサーは様々な戦略でアーティストや作品に付加価値を付けて少しでも高く売ろうとする。
しかしそんなものに従う必要は全く無い。己の第六巻に従うべきである。
アートの良し悪しは、己自身に対するインパクトに他ならない。たとえその作品が非常にいやなものであっても、脳裏に焼きついて離れないものなら、彼に対してその作品にはパワーと存在感があり、何らかの意味がある。
良いアーティストほど純粋に彼の心根を表現しようとする。しかし売れずに終止符を打つ。
そのような、本物のアーティストを殺しているのは、一般の見る目の無さにある。
作品は第六巻で感じていただきたいと強く思う。
そうでないと、ギャラリーの言いなりになり、ビジネスライクのアーティストしかいなくなってしまうので。
特に日本人はアートを見る目が無いと実感している。アーティストと絵描きは全く別物であることを知る必要がある。
「KARMA」 100x100cm 墨(sumi on canvas)