2017/05/22 13:44

フォーシーズンリゾートBaliでのART SHOWThe Inward Journey」についてhttp://www.gohouen.com/the-opening-of-art-show-in-four-season-resort-bali/
この展覧会タイトルの「The Inward Journey」とは内なる旅、インナートリップ、己自身への旅という意味で付けました。これはLTJ BUKEMのアルバム「JOURNEY INWARDS」から来ています。
 
外へ外へと向かって行くことは、結局のところ己の内へ内へと向かって行くことである。。。
己の作品は、内側への旅によってのみ感じ取ることのできる不可視世界を表現しているので、このタイトルは非常にぴったり合いました。
 
Baliの展覧会のタイトルは、いがいとステレオタイプなものが多く、そういうタイトルにしたくなかった。
 
ANYWAY 4月8日午後7時から行われたフォーシーズンリゾートBaliでの展覧会「The Inward Journey」のオープニングには予想以上に多くの人々が来てくれた。
 

この展覧会にわざわざ足を運んで下さった方々には本当に感謝しています。
 
嬉しいことに、在Baliデンパサール日本国総領事館の鈴木総領事夫妻もわざわざ足を運んで下さった。
 
またBali在住の有名ARTIST、世界的BaliARTISTも多数足を運んで下さった。
 
今回は掛軸作品5副とPAINTING6点の計11点を出展した。
 
掛軸作品は見るのも初めてという人たちも大勢おり、様々な感想を頂いた。
掛軸作品はインドネシアのシルク、バティック、イカットと京正絹をMIXし、軸先には陶磁器や水晶(金細工)など繊細な素材を使用しているということもあり日本人の方々も大変に驚いておられた。
 

PAINTING作品については、墨(黒、朱)と様々な異なるMEDIAMIXした作品になっている。
 
これらの作品の大部分の書は、ニュピの日を待って、その日の深夜、完全に周りが静まり返った中で描かれた。
 
実験的作品「KAMI12」は神(スーパーナチュラル)のイメージを12通りに表現し、それを収めるフレームをも創作した作品。
神は様々な形で何十通りにも表現できるが、その本質は1という神秘主義的フィロソフィーを現象させた。。
 
書というART表現は純粋で嘘が入り込む余地のない、一瞬の心根を永遠に閉じ込める表現。

それは、やり直しがきかない分、どのように精神状態をベストな状態にするかが最重要であり、それは非常に難しい。
 
そういう部分を西欧人たちは理解できないというところが、今まで書作品が普遍的(世界的)になれずに来た原因ではないかと考えている。
ただ今回そのあたりの説明が旨くできなかったところに悔いが残る。
 
3年前はじめてフォーシーズンリゾートBaliに足を運び、このような素晴らしい環境で展覧会ができたらいいなぁ。。その夢が実現できた事を心の底から神に感謝!!

 

展覧会は5月3日まで続くので、時間がある人は、ぜひ気軽に足を運んで実際に作品を見て頂きたいと思います。
 

NEWS PAPER http://baliadvertiser.biz/april-21-2010/