2016/06/29 13:26
二度目のBali移住から早3年経った。相変わらずのんびりとした生活を送らせてもらっていることを神に感謝している。
己にとって、ここでの生活は日本では考えられない夢のような生活といえる。このまま最後までBaliで人生を終えることが出来れば成功といえるんじゃないかとも思う。決まった定職もない俺は、リタイヤたちの様に安定した生活を送っているわけではないが、不思議と気持ちは落ち着いている。
神秘的、スピリチュアル、不思議Bali。本日からまたBaliヒンドゥーの重要な祭事(儀式)GALUNGANが始った。日本でいうとお盆のような感じだろうか。各家庭の門にはPENJORという高さ3Mくらいの竹に、美しく飾り付けをしたものを競い合うかのように立てて祭る。特に田舎の方へ行くと全ての通りが、まるで別世界に入り込んでしまったかのような雰囲気に包まれる。
やはりBaliの人々は不可視世界と共存しているんだなぁ、、改めて思い知らせれる。
仕事など二の次、そっちのけで熱中することがたくさんあるBali人のアナログで人間らしい生活。プリミティブという一言で片付ける人もいるんだろうが、、、。
己の作品も、そういうBaliという特異な環境でしか生み出せない。よくもっとこうした方が売れるとか親切心で言ってくれる人がいるが、もし当初から売ることを目的に作品創作したなら、既にARTISTでは無い。確かに売りやすい作品と言うものは有る。現に知り合いのリアリストは、最近売れ出した。聞けばプロジェクターを使用して描いているということだった。そうすれば写真さながらの作品に仕上がる。
確かにアートは自由でNONルールだが、俺的には?そうなると塗り絵と同じだと思えたからだ。写真をキャンバスに直接コピーしたっていい。。。しかしそういう見栄えの良い絵画の方が売れるのも確かだ。
考え方の違いということであって、否定する気は全く無い。己自身は純粋に己のフィロソフィーや想いを、最後まで表現して行くのみ。