2016/06/23 18:10

アートセンターで1ヶ月間に渡って行われているBali最大級のイベントBaliアートフェスティバル2009も今週でフィナーレを迎える。


昨夜は凄いパフォーマンスを観て来た、行者が悟りを得るため座禅を行っているところへ様々な妄想(悪魔)が邪魔をする、あるときは美しい女性の姿で誘惑し、ある時は恐ろしい化け物の姿で恐怖を与える。最後には聖獣が現れ行者を悟りに至らしめるというストーリー。 


この演劇の中で、最後に行者が悟りを開き、トランス状態に成って火鉢で赤々と熱せられたナイフを何本も何本も舌でなめ回し、馬の人形にまたがったトランス状態の人が燃え盛る炎の中に飛び込み、それら燃え盛る炭を口の中に入れ食べてしまう。最終最後は全く先の見えない暗闇の中にダイビングしていった。


それらの行為の間中、不可視世界のスピリットを呼び込むバリヒンドゥーセレモニーも並行して行われていた。


このパフーマンすは不可視世界のスピリットを呼び起こす目的で行われている。こういうスピリチュアルなパフォーマンスを目の当たりにすると不可視世界の存在とそのパワーを否定することは出来ない、そうでなければなぜ火を食べたり、舌で真っ赤に熱せられたナイフを何本もなめる(舌に付けた瞬間煙が出る)ことが出来るのか? 1+1=2という常識???のみを信じ込まされて生きている者には、衝撃的なパフォーマンスだ。


後にトランス状態に成った人をバリアン(不可視世界とコンタクトがとれる人でホワイトとブラックがある)が聖水をかけて癒したが、完全に気を失ってた。俺もTVでしか見たことが無かったので本物を目の当たりにして超衝撃を受けた。これがリアルなBaliだと思ったよ。


バリをただのリゾートアイランドだと思ったら大間違いだ。Baliにはただならぬ気が充満している。 狂信的なバリヒンドゥー教がそういう気をバリ島全域に現象させている。


DEWATA BALI


この世は現象世界